乗り物酔いの対処法
遠足、修学旅行、社員旅行、家族旅行‥。楽しいはずのイベントも乗り物に酔う人にとっては憂鬱の種ですよね。
乗り物酔いは病気ではありません。<br /><br />乗り物酔いは、自分は動いていないのに乗り物の過度の揺れやスピードの変化によって、三半規管の水が動き、これが、限界を超えた異常な情報として脳に伝わって自律神経の働きを乱れさせ、めまいや吐き気などの症状が現れます。
この症状を軽減させるためには、筋肉や皮膚からの情報と、三半規管で感じている情報と、目から入る情報を一致させてあげるとよいのです。
簡単な原理なのですが、自分も動くことで解消されます。<br /><br />乗用車では助手席、バスでは運転手の後座席付近で、目で外の風景を追ったり、顔に風を感じるだけでも症状が和らぎます。
下を向いて、本を見たり携帯を操作をすると、酔う第一原因となります。<br /><br />酔うとじっとしてしまうのでよけいに悪化するのです。車酔い程度の場合なら、首を回すだけでも解消してゆきます。
また、慣れということも必要です。いつも同じような反する情報が続きますと、脳が勝手に、これでいいのだと解釈してくれて、酔いが起こらなくなるということもあります。
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