プラセンタエキスの粉末化
プラセンタエキスを抽出したあとには、サプリメントにするためにエキスを粉末化しますが、これには、2つの方法があります。
「フリーズドライ製法」は、マイナス30度に凍結したあと、減圧したプラセンタエキスを水分や不純物を取り除いて乾燥させる製法です。
加熱をしないため、有効成分が壊れにくく、また、品質もよく栄養素もほとんど残すことができるので、栄養価が高いプラセンタ原末ができます。常温での長期保存ができます。
「スプレードライ製法」は、水分を含んでいるプラセンタエキスに、高温の気体を吹き付けて乾燥させる製法です。
気体の温度が高いため、高温に弱いプラセンタの有効成分が壊れてしまう可能性が高くなります。
また、製造過程で、でん粉(デキストリン)などの希釈剤を使って薄めるため、プラセンタの純度が低下します。
プラセンタの含有量はたとえ50%以下しかなくても、その表示義務がないため、原材料には「プラセンタ粉末」と記載されていても、でん粉が混ざっていても、それは記載されることはありません。
このため、品質の良い高濃度のプラセンタ商品を選ぶなら、フリーズドライ製法で製造したサプリメントがオススメです。