ファクタリングのデメリット
■手数料が高い
ファクタリング業者は貸し倒れリスクを負うため、一般的に手数料が比較的割高に設定されています。
このため、手数料次第では受取代金が大幅に減額されて、資金繰りが悪化するリスクも高まる可能性もあります。
■得意先との関係が悪化するリスク
3社間ファクタリングを行う場合は、売掛取引をしている相手にもファクタリングの承諾を得て、書類を作成したり、入金してもらったりする必要がありのす。
このため、場合によっては得意先との関係が悪くなる可能性があります。
ファクタリングは一般的な資金調達の1つですが、「業績が悪くて融資の資金調達ができないのではないか」と思われるリスクを伴います。
ファクタリングを得意先に通知する際は、誤解なく説明できる良い関係性を築いておきましょう。
■悪質な貸し付け業者に引っかかる恐れ
ファクタリング自体は正当な資金調達方法ですが、ファクタリング業者を装った悪質な貸付業者による被害が増えております。
こうした被害に合わないためには、なによりも、信頼性の高い業者を選ぶことが大切です。
そして、契約を完了する前に、売買契約として定められているか、手数料や売却額は相場に比べて著しく不利になっていないかをしっかりと確認しましょう。